毎日送られてくる多数のメールを、タイトルを見て残すべきか削除すべきかを判断して、受信フォルダーを区分して保存したり、纏めて削除したり、という処理を行われている方も多いと思います。この時対象のメールを1件1件「選択してはドラッグ&ドロップ(または削除)」を繰り返してはいませんか?
メールに限らず、エクスプローラー(ファイルマネージャー)やExcelなど、Windowsのアプリケーションの多くでは、ファイル等を「まとめて選択」して、「ドラッグ&ドロップ」や「削除」などの操作を一括して行うことができます。
エクスプローラーの操作で説明します。
① すべてのファイルを一括して選択
ツールバー上の「すべて選択」をクリックします。
あるいは「Ctrl」キーと「A」キーを同時に押下しても「すべて選択」が働きます。
② 連続したファイルを一括して選択
最初のファイルをクリックして選択した後、選択したい最後のファイルを「Shift」キーを押しながらクリックすると、その間のファイルをまとめて選択することができます。
最初のファイルを選択した後、「Shift」キーを押しながら「End」キーを押すと末尾まで選択できます。
先頭行を選択してこの操作を行えば、①と同じことになります。行数の多い場合は末尾までドラッグするよりも「End」キーを押した方がずっと素早く操作できますよ。
③ とびとびのファイルをまとめて選択
「Ctrl」キーを押しながらファイルを次々とクリックしていくと、とびとびのファイルも同時に複数選択することができます。また、選択されたファイルを「Ctrl」キーを押しながらもう一度クリックすると、そこだけ選択が解除されます。②と③を組み合わせて使うことによりさらに効率よく選択ができると思います。
④ ドラッグによる複数選択
対象の複数の連続したファイルを囲むようにマウスでドラッグ&ドロップすれば、囲まれた範囲のものがまとめて選択されます。